「変わりたい」と何度も決意してきたのに、気づくと元に戻ってしまう。
早起き、性格改善、ダイエット、勉強…。
そんな経験を繰り返すたびに、「やっぱり自分は意志が弱いのかもしれない」と感じていませんか?
でも、最初に大切なことをお伝えします。
変われないのは、あなたの根性や努力不足のせいではありません。
この記事では、心理学と脳の仕組みから、
「自分を確実に変える、唯一の方法」をやさしく解説します。
結論:自分を確実に変える方法は「スモールステップ」だけ
自分を確実に変える唯一の方法は、スモールステップです。
スモールステップとは、
脳に負担をかけないほど小さな変化を、静かに、続けること。
派手な決意も、強い覚悟も必要ありません。
「これだけでいいの?」と思うくらいの小ささこそが、最大のポイントです。
変われない理由を「自分の性格」だと思っている人ほど、ここで安心してください。
問題はあなたではなく、脳の仕組みにあります。
なぜ真面目で努力家な人ほど変われないのか
変われない人には、実は共通点があります。
それは、とても真面目で努力家なこと。
- やると決めたら、ちゃんとやろうとする
- 中途半端はダメだと思っている
- 一気に結果を出そうとする
こうした姿勢は本来、とても素晴らしいものです。
しかし、脳の観点から見ると、逆効果になることがあります。
脳は「変化」を危険だと感じる
人の脳は、大きく分けると次の3つの役割で働いています。
- 生きるための脳:命を守る・安全を確保する
- 感じる脳:不安・安心・好き嫌いを感じる
- 考える脳:計画を立て、未来を描く
「よし、変わろう」と決意するのは、考える脳です。
ところが、生きるための脳と感じる脳は、変化が大の苦手。
なぜなら、この2つの脳の使命はただ一つ。
「今の安全を守ること」だからです。
新しい行動や慣れない挑戦は、
脳にとって「何が起こるかわからない=危険かもしれない」と判断されます。
その結果、脳はあなたを守るために、こうブレーキをかけます。
- 急にやる気が落ちる
- 体が重くなる
- 先延ばししたくなる
- 自分を責め始める
これは怠けでも失敗でもありません。
脳が必死にあなたを守ろうとしている正常な反応です。
良い変化でも、脳はストレスを感じる
ストレスというと、嫌な出来事を思い浮かべがちですが、
脳は良い出来事でもストレスを感じます。
- 結婚
- 昇進・昇格
- 引っ越し
これらは嬉しい変化ですが、
脳にとっては「環境が大きく変わる出来事」。
そのため、幸せな出来事のあとに、
- 急に疲れが出る
- 気分が落ち込む
- 不安定になる
といった反応が出ることもあります。
これも、心が弱いからではありません。
解決策:脳を安心させる「スモールステップ」
だからこそ必要なのが、スモールステップです。
ポイントは、
環境は変えても「全部」は変えないこと。
時間・習慣・口癖・ルーティンの中から、
必ず一つは「今まで通り」を残します。
脳は「安心できる要素」が残っていると、変化を受け入れやすくなります。
2週間ほど続くと、それが「普通」になります。
今日からできるスモールステップの例
- 書類を1枚だけ見る
- CMの間に1回だけ伸びる
- 物を1つだけ元に戻す
- 嫌な考えに「不安」と名前をつける
- 目が合ったら口角を1ミリ上げる
どれも、頑張る必要はありません。
小さすぎるくらいで、ちょうどいいのです。
まとめ|変化は「気合」ではなく「積み重ね」
- 変われないのは意志の問題ではない
- 脳は変化をストレスとして感じる
- 一気に変えようとすると失敗しやすい
- 解決策はスモールステップ
変化は、根性ではなく、積み重ね。
今日できる、いちばん小さな一歩から始めてみてください。
YouTubeでも詳しく解説しています
この記事の内容は、動画でさらに丁寧に解説しています。
▼ 公認心理師かぼのYouTubeはこちら
「自分を確実に変える、たった一つの方法」
👉 心理カウンセラーかぼのYouTubeチャンネルはこちらhttps://www.youtube.com/@cabo.psychology

