こんにちは。公認心理師のかぼです。
「休んだはずなのに、夕方にはぐったりしている」
「むしろ月曜日のほうがしんどい」
そんな感覚、ありませんか?
実はこれ、あなたの努力不足ではありません。
多くの場合、脳が回復モードに入れていないことが原因です。
この記事では、
・休日に疲れが取れない本当の理由
・やってはいけない休み方
・脳と心がしっかり回復する休日の過ごし方
を、心理学の視点から分かりやすくお伝えします。
休んでも疲れが取れない人に共通する3つの理由
まず大切なのは、疲れには種類があるということです。
- 身体の疲れ
- 脳の疲れ(メンタル疲労)
- 神経の疲れ(自律神経の乱れ)
多くの人は「寝れば回復する」と思いがちですが、睡眠で回復できるのは主に身体の疲れだけ。
脳や神経の疲れは、休み方を間違えるとむしろ悪化してしまいます。
理由① 脳が「戦闘モード」のまま
平日は仕事や人間関係で常に気を張っています。
この状態は、交感神経が優位な「戦闘モード」。
休日になったからといって、脳はすぐには切り替わりません。
アクセルを踏み続けていた車が、急に止まれないのと同じです。
理由② 休日に脳へ負荷をかけ続けている
朝からスマホ、SNS、動画の見すぎ、人混みへの外出。
これらはすべて脳への情報過多です。
「何もしていないつもり」でも、脳は処理を続けており、疲労は蓄積していきます。
理由③ 休日なのに義務感で動いてしまう
家事、買い出し、家族の世話、仕事準備。
「やらなきゃ」で埋まった休日では、脳が休む時間がありません。
休んでも疲れが取れないのは、あなたのせいではありません。
脳が求める休み方とズレているだけなのです。
やってはいけない休日の過ごし方
- 起きてすぐスマホを見る
- 「何もしない」をしようとしてダラダラする
- 予定を詰め込みすぎる
- 昼過ぎまで寝てしまう
- 家事を休日にまとめてやる
これらは一見「休んでいる」ようで、実は脳の疲れを悪化させやすい行動です。
脳と心が回復する休日の過ごし方5つ
① 朝の15分「回復リチュアル」を作る
スマホより先に、自分を整える行動を入れましょう。
- 白湯を飲む
- 窓を開ける
- 深呼吸をする
- 軽く体を伸ばす
これだけで自律神経は休息モードに切り替わります。
② 午前中に外の光を浴びる
太陽の光は、脳内でセロトニンを分泌させ、心の安定を助けます。
10分の散歩でも十分効果があります。
③ 頭ではなく身体を使う
軽い掃除、料理、ストレッチなど、身体を動かすことで脳は休まります。
④ 午後は「回復タスク」を選ぶ
買い物や人混みより、心が落ち着く行動を。
- 静かなカフェで読書
- 自然の中を歩く
- ゆっくり入浴する
⑤ やらないことリストを作る
休日は「やること」より「やらないこと」を決める方が回復します。
「何もしないこと」への罪悪感について
休むことに罪悪感を感じるのは、長い間頑張り続けてきた人の特徴です。
でも、休むことは怠けではありません。
回復のための行動であり、未来の自分への投資です。
しっかり休める人ほど、集中力が戻り、人にも自分にも優しくなれます。
月曜日がラクになる前日の準備
夜に5分だけ、明日の準備をしておきましょう。
- 服を決めておく
- 持ち物をまとめる
- 朝やることを1つだけ書く
これだけで脳は安心し、睡眠の質も上がります。
まとめ
- 疲れが取れない原因は脳が回復モードに入れないこと
- 情報過多と予定の詰め込みは逆効果
- 光・身体・心地よさが回復の鍵
- 休むことは未来の自分への投資
休日の疲れが抜けないのは、あなたが弱いからではありません。
脳には脳の休ませ方があるだけです。
どうか「私は休んでいい」と、やさしく自分に言ってあげてくださいね。
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