50代から輝く人と後悔する人の違い|ハーバード研究が示す“幸せな老後”の分かれ道

心が軽くなる心理学

70代・80代になっても軽やかに山を登る人がいる一方で、60代で散歩がやっとという人もいます。
定年後に新しい趣味を始めて入選する人もいれば、なんとなくテレビを見て一日が過ぎてしまう人もいます。
この違いは、一体どこから生まれるのでしょうか。

「もともと体が丈夫だったから」「生まれつきの才能だろう」と思うかもしれません。
──でも違うんです。

こんにちは、公認心理師のかぼです。
今日は「50代から輝く人と後悔する人の決定的な違い」についてお話しします。

「もう遅いのでは…」「若いころにやっておけばよかった…」と感じる方もいるかもしれません。
でも安心してください。今からでも十分に間に合います。
むしろ、50代だからこそ見えてくる“分岐点”があるのです。

アメリカ・ハーバード大学の「成人発達研究」によると、50代はその後の幸福度を左右する重要な時期。
人との関わりを楽しみながら生き生きと過ごす人もいれば、孤独や後悔の中で過ごす人もいます。
その違いを生むのは、才能でも運でもなく──50代の“選択”なのです。

① 人間関係に投資する人は輝く

輝く人は、家族や友人に「ありがとう」を伝え、職場を離れても本音で話せる仲間を大切にしています。
人間関係を「消耗品ではなく資産」と考え、関係を育てる努力を続けているのです。

心理学では「ソーシャル・サポート(社会的支援)」が多い人ほど、病気の回復が早く、寿命も長いことがわかっています。
逆に、仕事一筋で人との関係を後回しにしてきた人は、退職後に孤独に陥りやすくなります。
孤独は、健康への悪影響が大きく「1日15本のタバコを吸うのと同じ」とも言われています。

👉まとめ:「輝く人は関係を育て、後悔する人は関係を消費する」

今日からできることは、たった一つ。
「ありがとう」「元気?」と、久しぶりの友人にLINEを送ってみましょう。
人とのつながりは、思っている以上にあなたの力になります。

② 学びと挑戦を続ける人は輝く

心理学者バンデューラが提唱した「自己効力感(自分にはできるという感覚)」を持てる人は、幸福度が高いことが知られています。
輝く人は「まだ学べる」「まだ伸びられる」と信じ、挑戦を重ねています。
一方で、「もう年だから」「今さら」と挑戦をやめる人ほど、空虚感に苦しむようになります。

👉まとめ:「輝く人は挑戦を続け、後悔する人は言い訳を重ねる」

例えば、日本地図を作った伊能忠敬。
彼が天文学を学び始めたのは50歳を過ぎてから。
70歳を超えても全国を歩き続け、驚異的な精度の地図を完成させました。
今の時代に置き換えれば「70歳から新しい勉強を始める」ようなものです。

挑戦は大きなことでなくて構いません。
新しい料理を試す、スマホの機能を覚える、地域のボランティアに参加する──
その小さな一歩が「まだ成長できる自分」を思い出させてくれます。

③ 健康を育てる人は輝く

輝く人は、健康を「貯金」のように考え、日々の積み重ねを大切にしています。
後悔する人は、「若いころの自分」を引きずって無理を続け、病気になってから後悔します。

👉まとめ:「輝く人は健康を育て、後悔する人は健康を消費する」

基本はシンプルです。
運動・睡眠・食事──この3つを整えることが何より大切です。

たとえば、94歳の現役フィットネスインストラクター・滝島未香さん(タキミカさん)。
運動を始めたのは65歳。そこから15キロの減量に成功し、87歳でインストラクターデビュー。
「年齢なんてただの数字」という彼女の言葉どおり、何歳からでも体も人生も変えられるのです。

まとめ|50代は「終わり」ではなく「始まり」

  • 人間関係に投資する人は、孤独ではなくつながりを得る。
  • 挑戦を続ける人は、言い訳よりも成長を選ぶ。
  • 健康を育てる人は、後悔ではなく未来を楽しむ。

50代からの人生は「下り坂」ではありません。
人生を再び輝かせる“第二のステージ”です。
未来を変えるのは、大きな一歩ではなく、小さな一歩の積み重ね。
今日のあなたの一歩が、これからの人生を明るく照らしていきます。

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この記事の内容は、YouTubeチャンネル「公認心理師かぼ」で詳しく解説しています。
動画ではエピソードや心理学の研究を交えながら、より深く分かりやすくお話ししています。

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