突然ですが、質問です。あなたは最近、自分に何点をつけますか?
胸を張って「10点!」と言える日もあれば、「今日は4点かな…」と落ち込む日もあるかもしれません。頑張ったのにうまくいかない。期待してたのに叶わない。そんな日は誰にでもあります。
でも、ちょっと立ち止まってください。今日は、そんなあなたに人生を支える魔法のセリフを3つお伝えします。この言葉を心に置くだけで、自分を責める代わりに「これは成長のための経験だった」と思えるようになります。
私自身、がんを3回経験しました。検査結果を待つ時間や告知の後は落ち込みますが、その後どんな言葉を自分に投げかけるかで、辛さの感じ方が全く変わるのを実感しました。
魔法のセリフ①「これも経験。」
失敗すると自分を否定したくなりますよね。そんな時に思い出してほしいのが「これも経験。」という言葉です。
ウォルト・ディズニーも大きな失敗を経験しました。1927年に生み出したキャラクター「オズワルド」の権利をユニバーサルに奪われてしまったのです。大切なキャラクターを失うという苦しい体験。しかし、その経験があったからこそ、彼は「二度と権利を手放さない」と決意し、新たに生み出されたのが世界的キャラクター「ミッキーマウス」でした。
失敗や挫折は終わりではなく、次の成功のきっかけです。経験の一つひとつが、未来につながっているのです。
魔法のセリフ②「人は人、自分は自分。」
人はどうしても周りと比べてしまいます。「あの人はもっと頑張っているのに」「私だけ遅れている気がする」。そんな気持ちは焦りや劣等感を生み、自分のペースを見失わせます。
でも、比べる必要はありません。環境も背景も夢も違うのです。見た目は順調そうに見える人も、実は見えない苦労を抱えているかもしれません。
アインシュタインは幼い頃、言葉を話すのが遅く、学校でも心配されていました。それでも彼は「自分は自分」として、興味を大切に学び続けました。その結果、相対性理論という偉大な発見を生み出したのです。
あなたも、あなたの歩幅で大丈夫。焦らなくても、比べなくても、自分の道を進んでいけばいいのです。
魔法のセリフ③「必要なことは必要なときに起こる。」
「早く成功したい」「なぜ自分だけまだなのか」と焦ることはありますよね。でも、大切なのはタイミングです。
2002年、アメリカのジャック・ウィッテカーさんは宝くじで数百億円を手にしました。最初は幸せに見えましたが、強盗や詐欺、家族の不幸に見舞われ、彼は「宝くじに当たったことを後悔している」と語りました。
心理学では「自己概念」と「現実」のズレが大きいと心が不安定になるとされています。大きな成功は、それを受け取れるだけ成長した自分でなければ扱えません。
だからこそ、今の一歩を大切にしてください。面倒な仕事も、人間関係も、未来につながる力になります。「必要なことは、必要なときに起こる」。その言葉を信じて、目の前のことに集中してみましょう。
まとめ|心を支える3つの言葉
- 「これも経験。」
- 「人は人、自分は自分。」
- 「必要なことは必要なときに起こる。」
この3つの言葉は、辛い時や焦る時に、あなたを支える心の杖です。人生は直線ではありません。上がったり下がったり、回り道をしながら進んでいきます。でも、その一歩一歩が未来へとつながっています。
どうか焦らずに、自分を責めずに、あなたの道を歩んでください。未来のあなたがきっと「よく頑張ったね」と優しく言ってくれるはずです。
最後に
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