こんにちは。公認心理師のかぼです。
今日は「メンタルが強くなる方法」について、わかりやすくお話しします。
ただ、最初にお伝えしたいことがあります。
メンタルを強くするには、良い習慣を増やすだけでは足りません。
メンタルを弱くする“悪い習慣”をやめることが、とても大切なんです。
メンタルが強いと、人生はこんなに楽になる
「メンタルが強い人」と聞くと、つい特別な人のように感じるかもしれません。
でも実際は、考え方や行動の習慣で決まっている部分がとても大きいんですね。
では、メンタルが強い人にはどんなメリットがあるのでしょうか?
- 困難に直面しても立ち止まりにくい
「ピンチは成長のチャンス」と捉えて、落ち込んだまま動けなくなることが少なくなります。 - 人間関係がスムーズになりやすい
他人に振り回されすぎず、自分の考えを大切にしながら柔軟に対応できます。 - 失敗を恐れず挑戦できる
「やってみよう」という気持ちが持てるので、成長の機会が増え、成功にもつながりやすくなります。 - ストレスに強く、生活習慣も整いやすい
睡眠の質が上がり、体調も崩しにくくなる人が多いです。 - 小さな幸せに気づきやすくなる
感謝の感覚が育つと、日常の満足感が増え、幸福度が上がっていきます。
こうして見てみると、メンタルが強いことは、仕事だけではなく、
人間関係・健康・人生の満足度まで大きく影響するんですよね。
メンタルを強くするには「悪い習慣をやめる」ことが先
ここで、ひとつ例え話をさせてください。
たとえば、「ダイエットしよう!」と決意して3km走ったのに、
「今日は頑張ったご褒美!」と言ってフライドチキンを食べたらどうなるでしょう?
もちろん、その努力が全部ムダとは言いません。
でも、それではダイエット成功には近づきにくいですよね。
メンタルも同じです。
いくら良い習慣を取り入れても、心を弱くする習慣を続けていたら、回復や成長が追いつきません。
そこで今日は、メンタルを弱くする悪い習慣を3つ紹介して、
それをやめる具体的な方法までお話しします。
メンタルが弱くなる悪い習慣① 他人の評価を鵜呑みにする
幼いころ、こんな言葉を言われた経験はありませんか?
- 「あなたは不器用ね」
- 「何をやっても遅いわね」
- 「どうしてできないの?」
こうした言葉は、大人になってからも心の奥に残ってしまうことがあります。
職場で上司に指摘されたとき、一気に自信を失ってしまう人も少なくありません。
他人の評価をそのまま受け取ってしまうと、
自分の心が「他人の言葉」で上がったり下がったりしてしまいます。
これって、ものすごく疲れますよね。
自分がどれだけ頑張っても、安心できなくなってしまいます。
解決策:「心の中で反論する」
そこで大事になるのが、反論です。
ネガティブな言葉を受け取った瞬間に、心の中で言い返してあげるんです。
- 「お前は才能がない」→「才能がないんじゃなくて、今は慣れていないだけ」
- 「仕事が遅いね」→「丁寧にやっているだけ」
- 「字が下手だね」→「でも練習すれば上手くなる。絵だって最初は下手だった」
この“反論”は、ポジティブ心理学の研究でも重要だと言われています。
他人の評価をそのまま飲み込まず、自分の見方で捉え直すことが心を守る力になるんです。
心の中に、あなたを守る言葉を持ってあげる。
それだけで自己肯定感は少しずつ回復していきます。
メンタルが弱くなる悪い習慣② 現状維持を続ける
人の心は、成長しているときに生き生きします。
逆に、何も変えずに同じ毎日を過ごしていると、心は弱くなりやすいんですね。
それはなぜかというと、人間には「前に進みたい」という根本的な願望があるからです。
何歳になっても、ちょっとしたことでも、できなかったことができるようになると、
「自分の可能性が広がった」と感じて嬉しくなります。
逆に、現状維持が続くと、周りと比べ始めてしまいます。
「みんな成長しているのに、私は変わらない…大丈夫かな」
そう思った瞬間、心はどんどんしんどくなってしまうんです。
解決策:「小さな挑戦をする」
おすすめは、小さな挑戦です。
大きな挑戦じゃなくていいんです。
- 新しくできたカフェに行ってみる
- いつもと違う道で帰ってみる
- いつもと違う料理を注文してみる
- 利き手ではないほうで食べてみる
- 聴いたことのない音楽ジャンルを聴いてみる
大事なのは、
「昨日の自分より、今日の自分のほうがちょっと成長している」
そう感じられることです。
小さな挑戦は、脳にも良い刺激になります。
気持ちが前向きになって、柔軟さが戻ってくるんですね。
「やらなきゃ」じゃなくて、
「ちょっと試してみよう」くらいの軽さで十分です。
メンタルが弱くなる悪い習慣③ 人の顔色をうかがいすぎる
人間関係で相手の気持ちを考えることは、とても大切です。
ただ、ここで問題になるのは、過剰に顔色をうかがうことです。
周りの空気を読んで生きてきた人ほど、
「嫌われたらどうしよう」
「変に思われたらどうしよう」
と、いつも不安を抱えやすくなってしまいます。
なぜ、顔色を気にしすぎるとメンタルが弱くなるのか。
それは、無意識に他者軸で生きてしまうからです。
「自分がどうしたいか」よりも、
「相手にどう思われるか」を優先してしまう。
そうすると、心がずっと落ち着かなくなります。
- 褒められたら「自分には価値がある!」
- そっけない態度を取られたら「嫌われたかも…」
- SNSの反応が少ないと「私ってダメなのかな…」
こんなふうに、他人の反応で気持ちが揺れる状態が続くと、
心はどんどん疲れてしまうんです。
解決策:「自分軸を持つ(全員に好かれなくていい)」
人の顔色を気にしすぎないために大切なのは、自分軸です。
まずはこう思ってみてください。
「嫌われても仕方ない。全員に好かれるのは不可能」
これは冷たい考え方ではありません。
自分を守るための、健全な割り切りです。
他人の機嫌を最優先にするのではなく、
自分の成長と、自分の人生を大切にする。
そう決めることが、メンタルを強くしていきます。
挑戦するからこそ、失敗する。失敗するからこそ、成長できる
最後に、心が折れそうなときに思い出してほしい言葉があります。
人生で大成功を収めた人も、最初から順風満帆だったわけではありません。
どんな人にも、つらい時期があります。
「挑戦するから失敗する。
でも、失敗を恐れずに挑戦し続ければ、人は成長できる」
私は、この考え方がメンタルを支える大きな柱になると思っています。
安全な場所にずっととどまっていたら、失敗もしないかもしれません。
でも、成功も進歩も得られないんですよね。
まとめ|メンタルを強くするには「悪い習慣」を手放そう
今日は、メンタルが弱くなる悪い習慣を3つ紹介しました。
- 他人の評価を鵜呑みにする → 心の中で反論する
- 現状維持を続ける → 小さな挑戦をする
- 人の顔色をうかがう → 自分軸を持つ(全員に好かれなくていい)
メンタルが強いかどうかで、人生は本当に変わります。
- ミスをしても立ち直りが早くなる
- 他人の言葉に振り回されにくくなる
- 人間関係のストレスが減る
- 失敗を成長のチャンスに変えられる
- 幸せの基準を「外」ではなく「自分の中」に持てる
ぜひ、できるところからで大丈夫です。
今日から少しずつ始めてみてくださいね。
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